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突然の停電  弁護士 藤田陽子

ある日の午前1時過ぎ、寝ていたところ、家族が寝室に来て声をかけてきました。

どうしたのかと聞くと、「うち、停電してない?」とのこと。

停電しているのであれば復旧するまで待つしかないのではと言って、もう一度眠りにつこうとしましたが、停電?どうして?どこかで事故でもあったのか?明日になっても復旧していないと困るな、状況だけでも確認しておこうか、という気持ちになり、起きて確認することにしました。

 

寝室の電気のスイッチを入れてみると、確かにつかない

別の部屋の電気がつくか確認すると、部屋の電灯とエアコンはつかないが、パソコンはついている

よくみると、窓から見える他の建物の常夜灯はついているし、道路の街灯もついている

なぜうちだけつかないのかと思い、台所に行くと今度は電灯がつく

しかし冷蔵庫はついていない

ブレーカーかと思い確認するが、ブレーカーは落ちていない

停電情報を確認すると、住んでいる地域は停電していない

 

何が起きているのかわからなくなり、東京電力のホームページを見ていると、停電についての相談窓口が24時間対応しているとありました。

ここに電話するしかないと考え、電話をし、「停電しているみたいです、でもつく部屋とつかない部屋があって、ブレーカーは落ちてなくて・・・」と状況を説明すると、これから確認にくることが可能とのことだったのでお願いしました。

1時間くらいすぎたころ、担当の方がきて言ったのは「電信柱のヒューズが切れているかもしれません。」

 

電信柱には大電流から電気回路を保護し、加熱や発火を防ぐヒューズがついているそうです。

これまで電信柱のヒューズの存在は考えたこともありませんでした。

後に調べてみると、電信柱のヒューズがきれると部屋の一部は電気がついて一部はつかないということが起きるそうです。

結局、電信柱のヒューズが交換され、自宅の停電は判明してから数時間で解消されました。

 

今年に入り、7月28日に熊本地震が、8月13日から14日にかけて千葉県を中心に豪雨災害があり、長期にわたり停電が続いていました。

今回、夜中のたった数時間の停電でもかなり不安な気持ちになりました。地震、水害の被害に遭われた皆様は、地震や水害に加えての停電、断水などが続き、元の生活に戻れるのか本当に不安な日々をおくられていると思います。

個人の備えだけでは対応できない災害が増えている中、行政等も含めた災害対応がより重要になっていると感じます。

以上